Business事業競合

競争相手は世界。
Global Topに向け、確かな一歩を踏み出した。

現在、弊社のビジネス競合は海外のパッケージベンダーが中心です。その証左として、「FinTech Rankings(※1)」へのランクインが挙げられます。

  • 1:FinTech Rankingsとは
    金融関連事業の収益が全体の1/3以上を占める全世界の金融ITサービス企業を対象として、毎年公表されている世界ランキングです。前年度の収益と、それに占める金融ITサービスの割合をもとに上位100社が選定されており、世界の金融ITサービス企業のベンチマークとなっています。

弊社は6年連続でランクインしています。
金融フロント領域を対象としたITサービス企業としては、日系企業で唯一、ランクインをしています。

国内には、金融機関を顧客とするシステムインテグレーターや、金融機関内部のIT部署など、金融×ITを手がけている会社や組織は存在していますが、多くの場合は「バック領域のシステム」を担当しており、「フロント領域のシステム」については自分たちの手で作らず、海外のパッケージ製品を導入しているケースもあります。

一方、世界には株式・為替・デリバティブといった金融商品ごとに、デファクトスタンダードとなっているソリューションが存在しており、それらを手がける企業が弊社の真の競合と言えます。

では、今後どのようにして競合優位性を打ち出していくのか。
弊社は現在、次世代トレーディング・プラットフォーム【GenesisEIP】(※2)の開発を進めています。

  • 2:【GenesisEIP】とは
    変化の激しい金融マーケットにおいて、あらゆる局面、変化にも柔軟に対応可能なトレーディング・プラットフォームおよびソリューションの総称です。

リーマンショック以後、金融規制が強化されたことで、今後のトレーディング・ビジネスにおける差別化要素が2つ見えてきました。1つは、「高度な金融工学の理論に基づく膨大な計算を、いかに高速化するか」。もう1つは、「日々進化する金融商品のアイデアを、いかに短いリードタイムで世の中に出せるか」という点です。

これまでは、金融商品ごとに取引システムを作ることが業界標準であり、MurexやCalypsoといった海外ベンダーの製品と「一線を画すブレイクスルー」を起こすことが難しい状況でした。

【GenesisEIP】の差別化ポイントは、金融商品ごとのソリューション・パッケージではなく、金融商品に左右されない「プラットフォーム」であるという点です。様々な金融商品に対応したフレームワークを活用することで開発期間を短縮し、新商品・新ビジネスへの機動力を向上させることが可能となります。2017年2月にニューヨーク子会社(Simplex Global Inc.)(※3)を設立し、技術検証~ソリューション開発が本格化しています。国内大手の金融機関からも、すでに大きな期待を寄せていただいており、Global Topを実現するべく、確かな一歩を踏み出しています。

  • 3:Simplex Global Inc.とは
    米投資銀行の資金運用業務に精通したBeacon Platform, Inc.(※4)と業務提携し、【GenesisEIP】の開発、及び、セールス・マーケティングを推進することを目的として設立しました。
  • 4:Beacon Platform, Inc.について
    ゴールドマン・サックス、JPモルガン、バンクオブアメリカ・メリルリンチの3社にて、プラットフォームソリューション開発をリードしてきたメンバーが2013年に独立。米投資銀行の金融市場業務に関する豊富な知見を武器に、ソリューションを提供している企業です。