Simplex People

伊東 嗣音

Shion Ito

金融フロンティアグループ

2008年 中途入社

電気通信大学 電気通信学部

新卒入社した独立系システムインテグレータで約7年間従事した後、2008年にシンプレクスへ入社。数年間はFXをはじめとするリテール領域に従事し、その後、銀行等を対象とするキャピタル領域に携わり、現在は再びリテール領域で開発チームを統括。その傍ら、技術的な知見を全社横串で共有するプラットフォーム整備に自主的に乗り出すなど、様々な役割を担っている。

環境問わず生き抜く力を身につけ、 主体的に仕掛けていく自走集団でありたい。

中途入社後、すぐにプロジェクトの開発リーダーを任された、といえば聞こえは良いが、相当大変だったのでは?

 普通の会社じゃないな、と思いましたよ(笑)。でも、悪い感じはしませんでした。前職は2次請けの仕事が中心で、金融系の案件にも携わったことのない30歳前後の人間。そんな私を、進行中のプロジェクトに即投入してリーダーをやらせないと回らない。当時は火事場のような状況でした。皆が必死に走り回って、なんとか炎上寸前で食い止める緊迫感が新鮮で面白かったです。もともと、そういう逆境でやる気が高まる「火消し気質」みたいなものを持っていましたし(笑)。周囲に目をやると新卒の若手が書いているプログラムが驚くほどハイレベルで、「スゴイところに来ちゃったな」と思いましたね。さらに驚いたのは、ようやく一段落をしたタイミングで若手から知らされた事実。「え? シンプレクスではこれが日常ですよ」…(笑)。

転職をしてから気付いたシンプレクスの魅力とは?

 大きく二つあるんですが、一つは、大手のITコンサルティング会社やシステム会社には無い「サバイバル力」が身につくことですかね。一般的には、マニュアルやドキュメントが整備されていて、それに基づいて規則正しく動くことが求められる。もちろん、弊社でもマニュアルやドキュメントは必要ですが、「同じことを繰り返す」単純作業のような仕事が少ない。前例のない状況下で闘うのが当たり前。人数勝負の労働集約的なビジネスモデルではないので、一人ひとりが頭をフル回転させながら走り回って闘っている。例えるなら、ナイフ1本渡されて戦場で「生きろ」と言われているような感じなんですが、「環境を問わずに生き抜く力」が身につくという点で、この上ない成長環境ですよ。違う会社を経験しているからこそ、より強く感じますね。  もう一つは、駆け回っている中でも、不明点を尋ねると皆一様に立ち止まって、懇切丁寧に教えてくれるところです。一匹狼が多いように思われがちですが、新卒・中途入社を問わず「人を育てる」ことへのコミットメントが強く、脈々と受け継がれているんです。ただ誤解してほしくないのは、育成に真剣だからといって受身で待っていればいいということではないです。受身になった瞬間にその人の伸びシロは決まっちゃいますからね。手前味噌ですが、自分たちで進んで努力する自走集団である点が気に入っています。

最近、ソースコードレビューのプラットフォーム導入を自主的に進めてきたのはなぜ?

 一言でいえば「イケてる環境で働いている」と言いたかったからですね(笑)。シンプレクスでは、ソリューション品質を高い水準で担保することが求められるため、ソースコードの第三者レビューを重視します。バグやセキュリティ上の不具合を検知・修正することが目的で、クオリティ面を考える上で非常に重要な工程なんです。  これまでは、レビュアーと被レビュアーが1対1の関係になりがちで、その分手間も掛かっていました。しかし、プラットフォーム(GitHub Enterprise)を導入することで、レビュー内容をチーム全体で共有することもできますし、「他者の経験も自分の経験」として捉えられるようになります。業務効率が格段に向上することに加え、チーム力向上という意味でも大きな意味があると思っています。一人ひとりが良質な経験を積んでいるのに、組織としてレバレッジが効いていないのって勿体ないじゃないですか。だったらそれを共有するプラットフォームを作っちゃえ、と思ったんですよね(笑)。自分で責任を持って取り組むことへの許容範囲が広いし、役員であろうと経営層であろうといつだって話を聞いてくれる、そんな会社なんです。  環境やプロジェクトが変われば、得られるものも変わるし、複数の領域を経験してきた自分だからこそ「吹かすことができる新しい風」があると思っています。いざ現場で話をしてみると、同じような課題意識を持った人も多くいて、これからもどんどん巻き込んで会社目線で必要な取り組みに関わっていきたいですね。

環境問わず生き抜く力を身につけ、 主体的に仕掛けていく自走集団でありたい。